■ハンズフリー電話の使い方
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高齢者の手が不自由な場合の電話について。
ハンズフリーシステム日頃介護を受けている母親の手が、不自由になってくると、受話器などを持ち、耳元で維持できないことから、電話による会話が困難になってきました。
まして着信電話を受けることは、不可能です。
発信において、介助者が受話器を耳元で維持するか、介助者が携帯やスマホをスピーカーモードに切り替えて会話させるなど、いくつかの方法がありますが、着信においては、いつかかるか分からない電話を介助者と共に待つわけにもいかず、介助者がいない時に電話を受けることができませんでした。
そんな時スマホのアプリで「自動応答」なるものを見つけ、着信した場合5秒ほどで受話ボタンを押さずとも自動で着信してくれます。しかも、スマホ本体に記録されている電話帳に連携し、そこに登録されている人にのみ着信を許可できるようにも設定できます。
更にこのアプリの優れている点は、自動着信をスピーカーホンやBluetooth(ブルートゥース)などの外部スピーカーに設定できる点です。
これによって、自動で着信した際、スマホの小さなスピーカーで聞き取りにくい場合、外部のスピーカーによって鮮明に聞き取ることができ、そばで会話をしているのと同じような環境が作れます。
実際にこのアプリと、外部のスピーカーとを組み合わせて利用したところ、介助者がいなくても外部からかかる電話を受け取ることができ、多少聞こえにくい耳でも会話を楽しむことができました。
日頃車イスで不自由な環境にいる本人にとって、電話で自由に会話ができることが、些細なことでも、とても嬉しかったことのようです。 ワーイ ( ^-^)o