■在宅介護-5
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介護に役立つその1
水廻りとその配置
介護をする上でまず必要に感じたのは水廻りですが、一つ目に、洗面化粧台などの湯水が出せる水栓と洗面槽、二つ目にトイレです。
ベットを中心にした作業動線を考えた場合、ベット横に直交した配置で、洗面化粧台があることは、非常に有用だと感じました。
以前は、車いすでの洗面に使っていた洗面化粧台ですが、今は吸痰や口腔ケア、清拭のための給水や洗浄にフル活用です。
トイレは、車いす利用のために整えたもので、家の共用トイレで十分ですが、同室にあると何かと作業効率が良く便利です。
ベット横に、洗面化粧台を直交対面させることで、口腔ケアの際、口腔内をブラシなどで洗浄し、そのまま振り返って、ブラシを水栓の流水で洗浄し、また戻って口腔洗浄を継続する。といった連続作業が衛生的に行え、ベットへのアプローチも非常に良いと感じました。
また、洗面化粧台が同室にあることで、吸痰の際の給水や、吸入器や加湿器への給水と器具洗浄など、介護をしながら、あらゆる水廻り作業がベット横で完結でき、非常に便利であり、安心です。