ハウジングスタイル通信 2022年1月号
新年、明けましておめでとうございます。
ハウジングスタイル建築設計の新村です。
平素はご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。本年もさらなるサービス向上に向け、気持ちを新たに取り組んでまいりますので、お気づきのことは何なりとお申しつけいただければ幸いです。
住宅ローン減税は控除率0.7%に
<<22年度税制改正大綱>>
2021年12月10日、2022年度の税制改正の方向性が示される与党税制改正大綱が発表され、生活に密接につながっている住宅ローン減税関連で見直しが行われました。今回は、コロナ禍で低迷した経済の立て直しを見据え、企業の賃上げを促す税制優遇策が中心となっています。
◇住宅ローン減税関係
大きなポイントは、減税の対象となる入居期限が2021年末から2025年末までと、4年間延長したことと、控除率がこれまでの年末ローン残高の1%から0.7%に引き下げられたことになります。
これまでは長期で住宅ローンを組んだときに、年末のローン残高の1%分を所得税や住民税から差し引いてきましたが、支払う利息よりも減税額が大きくなる場合があり、住宅購入者が減税によって利益を得たり、その利益を得るために不要な借り入れを行ったりするようなことがありました。今回の控除率引き下げは、その制度の矛盾を解消することが目的です。
その代わり、新築住宅の減税期間を原則10年間から13年間に延長(中古住宅は10年据え置き)し、所得要件も3,000万円以下から2,000万円以下に引き下げることで、中間所得層でも減税効果が受けやすくなります。
このほか、減税対象の借入限度額については、住宅の環境性能で4分類しました。省エネルギー性が高い新築住宅を増やし、住宅分野における温暖化対策を推進することが目的で、
2022~2023年に入居した場合、
①長期優良住宅=5,000万円(これまでは5,000万円)、
②ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)=4,500万円(同4,000万円)、
③省エネ基準適合住宅=4,000万円(同4,000万円)となります。
2024~2025年に入居する場合は、
①4,500万円、
②3,500万円、
③3,000万円、
④2,000万円と、いずれも限度額が下がる予定となっています。
◇固定資産税関係
2021年度は、新型コロナウイルスの影響に伴う特例措置として、すべての土地について負担軽減措置がとられましたが、2022年度は商業地に限って同措置(評価額の2.5%)を継続し、住宅地については終了することになりました。
ちょっとだけ、簡単な正月のしつらい
最近は、お正月だからと大げさなしつらいをすることも少なくなってきました。とはいえ、ちょっとだけでも新年らしい演出もほしいところ。そんなとき、和紙や紙ナプキンを使って雰囲気を出してみませんか?
基本の色合わせは赤と白ですが、金・銀色もおススメ。テーブルクロス代わりに、また干支の置物の下に敷いたり、箸置き(細長い紙を一重に結ぶだけ)に和紙を使ったりしても、"特別感"が増します。
紙なので、おかずや飲み物をこぼしても、すぐに取り換えられるのもポイント。汁物以外のおせち料理や和菓子を食べるときも、お皿に懐紙(普通の和紙をカットすればOK)を敷いておけば、洗い物も最小限度に! 正月ぐらい、洗濯物や洗い物を気にせずにのんびり過ごしたいですね。
マイクロファイバーぞうきんでラクラク掃除!
毎年、この時期は年末の大掃除で大変ですよね......。今はいろいろな家庭用洗剤が登場し、汚れも落としやすくなっていますが、あれこれ揃えるのも少し面倒です。
そこで日々の掃除を楽にする、マイクロファイバーぞうきんを使ってみませんか? 極細の合成繊維でできているため、やわらかく素材を傷つけませんし、洗剤を使わなくてもいろいろな汚れを取ることができます。例えば、キッチンシンクやバスタブは、濡れているときに拭き取るだけで、水あかや皮脂がキレイに取れますし、テレビやパソコンの画面はから拭きすれば、ホコリや油膜がサッと取れます。
ドラッグストアやホームセンター、100円ショップなどいろいろなところで買えて、値段もお安めです♪