ハウジングスタイル通信 2024年7月号
ふるさと納税にチャレンジ
CMなどですっかりおなじみとなった「ふるさと納税」。気になっている人も多いのではないでしょうか。
ふるさと納税は、生まれ育ったふるさとに対して税制を通じて貢献する制度で、2009年度から導入されました。自分が選んだ自治体に寄付を行ったときに、寄付額のうち2,000円を超える部分を所得税と住民税から控除(原則として全額、上限あり)が受けられる仕組みです。この納税に対するお礼として送付される「返礼品」が、その自治体の特産品となっていることから、一気に注目されるようになりました。
税金の控除を受けるためには、原則として確定申告を行う必要があります。ただし、①確定申告の不要な給与所得者等、②ふるさと納税先の自治体数が5団体以内の場合、2015年度からスタートした「ふるさと納税ワンストップ特例制度」を申請することができます。
この特例制度は、ふるさと納税を行う際に、納税する自治体に同特例の申請書を提出することで、所得税からの控除を含めた控除額の全額が、ふるさと納税を行った翌年度の住民税から減額する形で控除される仕組みです。6団体以上にふるさと納税を行った人や特例申請をしなかった人は、納税後に自治体から発行される寄付証明書等(受領書や払込票控など)を保管し、確定申告を行います。
納税する自治体がどういった返礼品を用意しているかは、ふるさと納税サイトが便利です。専用サイトに加えて、ポータルサイト各社も特集ページを開設しています。地域や商品から検索できるようになっているので、応援したい地域やほしい物などを探すのも楽しみの1つといえます。
注意すべき点は、全額控除されるふるさと納税額には年間上限があること。これを超えた金額については、対象となりません。このふるさと納税額の目安については、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」(右 QRコード)に給与所得と家族構成別で一覧表が掲載されていますので、参考にされてください。
ヨーグルトで手軽に「乾物」を食べましょう!
暑さが増すと、食事のメニューを考えるのが面倒ですよね。そんなときには「乾物」がおススメです。水の代わりに「ヨーグルト」で戻せば、栄養たっぷり、丸ごと食べられます。
ぜひ試してほしいのは、切り干し大根。無糖ヨーグルトと一緒に容器に入れてしっかりからめてから、冷蔵庫で一晩置きます。ヨーグルトの水分を吸い込んだ切り干し大根は、シャキシャキとした歯ごたえと甘みがあり、今までのイメージを一新してくれます。加熱不要で浸けたヨーグルトもそのまま使えるので、キュウリやハムとの洋風サラダ、刻んで納豆に入れても美味。煮干しは2日ほど漬け込むと、臭みがなくなり食べやすくなります。そのまま食べても、小麦粉をふって揚げてもおいしいですよ!
暑さ対策をお忘れなく
年々猛暑となる夏、エアコンや扇風機をフル稼働させていることと思いますが、庭仕事や外出するときの熱中症対策はされていますか?
最近は、手持ちタイプのミニ扇風機や濡らして首に巻くクールタオル、汗をすばやく吸収・発散してくれるアームカバーなど、いろいろな対策グッズが登場しています。
なかでもネッククーラーは、首元を直接冷やすことができるアイテムです。冷却プレートが使われている電動タイプは、長時間の作業に適しています。昨年あたりから登場した28℃以下で自然凍結するネックバンドは、短時間で凍結し溶けても繰り返し使えるエコな製品。持続時間が短いため室内使用向きですが、外で使うなら溶けたときが休憩のタイミングです。こまめな水分補給と休憩を忘れずに。