ハウジングスタイル通信 2025年 3月号

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logo_only.jpg2025年施行の法改正~仕事と育児・介護を両立できるように

202503_01.jpg2025(令和7)年は、仕事と育児・介護の両立に対応した法改正に加え、住宅の省エネルギー対応がより求められる改正法も施行します。
◇育児介護休業法・雇用保険法等
 男女ともに、仕事と育児・介護が両立できるように、育児介護休業法と次世代育成支援対策推進法が改正されました。これによって、残業免除の対象範囲として「3歳以上小学校就学前の子ども」も対象になり、子どもの看護等休暇として、行事参加等の場合も取得できるようになりました。介護離職防止のための個別周知・意向確認、雇用環境整備等の措置も講じられます。10月1日からは、妊娠・出産の申し出に対しても、仕事・育児の両立についての意向聴取・配慮が義務化されます。
 雇用に関しては、「出生後休業支援給付」「育児時短就業給付」、「教育訓練休暇給付金」(10月1日施行)が創設されます。一方で、育児休業給付の保険料率引き上げ(0.4%→0.5%)と保険財政状況に応じた保険料率引き下げ(0.5%→0.4%)を可能とする柔軟な仕組みが導入されるとともに、高年齢雇用継続給付率引き下げ(15%→10%)などもあります。
◇高年齢者雇用安定法
 高年齢者雇用確保措置として継続雇用制度の対象を限定していた経過措置が、2025年3月31日で終了。4月1日からは希望者全員が継続雇用の対象となりなります。
◇建築物省エネ法・建築基準法
 4月1日から、すべての新築住宅・非住宅について、省エネ基準への適合が義務付けられます(省エネ基準適合義務制度)。2025年4月以降に着工する住宅・建築物が原則対象で、10㎡以下の新築・増改築については対象外です。2025年3月31日までに着工する場合には従来制度、同年4月1日以後に着工する場合は改正制度が適用されることになります。4月以降に着工を予定している建築物は、省エネ基準を満たしていないと着工できないため注意が必要です。

logo_only.jpgまだまだ寒さには注意!

202503_02.jpgちらほらと、春の兆しを感じ始める3月。卒業式やお花見など、外に出かける機会が増える季節です。ポカポカ陽気に合わせて洋服も薄着になりがちですが、油断大敵です。朝晩は冷えますので、防寒対策を忘れずに。手っ取り早い方法は「貼るカイロ」です。
背中に貼るなら肩甲骨の間やおへその反対側、お腹に貼るならおへその少し下あたりが、ツボになります。また、靴下に貼るタイプ、靴の中敷きタイプもありますので、出かける目的に応じてうまく活用しましょう。
室内温度にも気を付けてください。ヒートショックはお風呂場だけではありません。脱衣所やトイレも、ファンヒーターなどで温かくしておくと安心です。

logo_only.jpg味噌汁のチョイ足し

202503_03.jpg 高齢になってくると食べる量が減り、「低栄養」になりがちです。不足しがちな栄養は、朝のお味噌汁で補給しませんか?
 すでにアマニ油やエゴマ油を足している方もいると思いますが、オリーブ油やゴマ油でも風味豊かになり、すりごまを入れるとコクが増します。寒い日にはすり下ろしたショウガもおススメ。意外と相性がいいのは、同じ発酵食品である(無糖)ヨーグルト。まろやかな味わいになりますし、タンパク質の補給にもなります。変わり種の具材では、ぜひアボカドをお試しください! 火が通るとクリーミーな味わいで、和洋問わずどんな具材とも不思議と合います。

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