■KK様邸 設計・施工

■狭小地に税理士事務所を新築■

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KK邸外観 KK_gaikan_top_R.JPG

狭小地に個人税理士事務所を建てて欲しいという依頼を受けました。
本案件を建てる上で、施主様の要望はもちろん、隣接する既存建物の状況や、前面道路との関係、準防火地域である事に配慮しながら設計しました。
1階はインナーガレージと多目的スペース、2階は事務所という配置で、各エリアごとにこだわりを持って提案しました。
・事務所への入口と、その横に要望であった宅配ボックスを面一で配置しながら、十分に雨や降雪の影響を受けにくいエントランスホールを確保する。
・建物側面には、外壁面に収まるように水栓柱ではなく、お湯も使える多目的シンクを提案し、洗車用などの水栓リールホースも用意してあります。屋外でお湯が使えるのは、何かと便利だと考えています。
・2階は事務所ですが、片流れの勾配吹抜天井とし、開放感を演出すると共に、上棟時に施工した屋根剛性のための構造用合板の裏面を仕上げとして、母屋梁といっしょに現しとしています。今回、省施工と意匠の両立を狙って、計画してみました。
コンパクトな事務所ですが、随所にこだわった建物に仕上がっています。



KK邸事務所内観 KK_naikan_TOP.JPG

□ こだわり-1 □
事務所天井は、屋根勾配に合わせた勾配天井の吹抜になっており、狭いながらも開放感のある事務所に仕上がっています。
無垢の米松を使った梁や桁が、力強さを表現し、天井の針葉樹合板の板目と融合し、自然なぬくもりを感じます。
水平に通した梁は、構造的な要素を担うと共に、ライン照明を設置して事務所としての明るさを確保しています。
また、吹抜による高窓からの朝日が、部屋の奥まで日の光を届けています。



KK邸屋根と天井の製作過程 KK_yanetenkoutiku.jpg

□ こだわり-2 □
この屋根勾配に合わせた勾配天井は、本施工の、上棟時に完成しています。

したがって、省施工であると共に、室内側の天井となる合板は、構造的に面剛性を担い、仕上げとしての役割も果たしています。
もちろん、その上面には屋根断熱を施し、天井断熱も上棟時に完了しています。

今回はじめて、この施工方法を採用してみましたが、工期の短縮と現しとした天井の施工精度も向上し、今後更に活用してゆきたいと感じています。



KK邸ポストと宅配ボックス KK_takuhaibox.jpg

□ こだわり-3 □
施主様の強い要望であった宅配ボックスを、玄関横にビルトインしました。
ポストや、ドアホンの設置を考慮した一体型として、雨や雪の心配のいらない玄関ポーチとしてのピロティーに配置しています。
また、宅配ボックスの開閉は、玄関の電気錠と共通で、更に利便性が向上しています。



KK邸多目的シンク KK_gaibusuisen.jpg

□ こだわり-4 □
宅配ボックスを設置した後ろ側の空間を利用して、多目的シンクの設置を提案しました。
この多目的シンクは、お湯の利用も可能になっており、シンク下にはリールホースも設置してあります。
洗車や、趣味の作業にお湯なども使え、一般の水栓柱に比べ、格段に利便性の向上が図られております。



...

外観 室内 玄関ホール 階段 室内 天井 室内 室内 室内 多目的スペースとインナーガレージ 外観 外観
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■お施主様にご感想を頂きました。■
(内容はお施主様にインタビューさせて頂いた結果です。)


sample1.jpg 弊社で家を建てようと思った決め手を教えてください。
もともと新村木材店さんとは、仕事上で20年以上の付き合いがあり、先代の社長さんの時代からお世話になっていました。
その流れで、今の社長さんとも意思疎通がきちんと図れていましたし、長いお付き合いの中で、社長さんの人間性(表裏がなく、愚直で、一から十まで説明してくれる性格)をよく知っていたので、事務所を建てるなら新村さんにお願いしたいと思いました。
話し合いの当初から、駆け引きのようなことは無く、私の予算と事務所として必要としている機能をお伝えしたあとは、新村さんに全てをお任せしました。

sample1.jpg 家づくりでどういう事を重視されましたか?
事務所として必要な機能はもちろんのこと、車を2台駐車できることや宅配ボックスを設置したいという希望をお伝えました。
準防火地域のため家を建てるのに一定の条件がありました。その条件をクリアするために価格が高くなってしまうことを心配していましたが、様々なアイデアで当初お伝えしていた予算内に納めてもらえました。

sample1.jpg 家のお気に入っているポイントを教えてください。
2階は事務所スペース、1階部分は駐車と多目的スペースです。
2階の内装は、天井や梁の木目から木の温もりと優しさを感じられ、壮快な空間です。
吹抜天井は開放感があり、木目と相まって、気持ちがいいです。
床や壁は白を基調としている一方で、建具は濃い色にしたのでコントラストがきれいで、配色のバランスがとても気に入っています。すっきりとしていて、過ごしやすいです。
1階部分は、来客時にも十分な駐車スペースと、プライベートを守りつつ多目的に使用できるスペースが確保されているところが気に入っています。

sample1.jpg 完成した家を見て、ご家族ご友人の反応はいかがですか?
外観の色の配色がお洒落だと言われます。
内装は白が多く、明るい雰囲気で、天井がないので(吹き抜け)すっきりとして広く感じられると言われました。
建物外部に使い勝手の良い手洗い場があり、便利そうだと言われました。


sample1.jpg 家づくりを進めていくなかで、印象に残ったことは何ですか?
どんな時も、小さな疑問にも丁寧に一から十まで答えて下さいました。
専門家ではない素人には建築について分からないことが多く、施工業者に説明や提案内容を誤魔化されても気づけないかもしれません。
しかし、新村社長には、そのことを疑う気持ちが起きませんでした。建設中やプラン中に受けた提案は、私(施主)の立場に立ったものだったからです。
段取りが良かったように感じました。

sample1.jpg 弊社の対応で、良かったところを教えてください。
他の物件と同時に進行することなくひとつの物件に集中して、その物件が終了したら次の物件に取り掛かるという新村さんのポリシーです。
売上の拡大だけを考えれば同時に何件も物件を抱えるほうが良いのでしょうが、それだと他の現場などと混同したトラブルが起きるだろうと容易に想像がつきます。
私自身商売をしておりますが、いたずらに売上の拡大を目指すと質の低下を招くので、新村さんのポリシーには共感できるものがありました。
そして責任者が1人という体制で仕事を進めることで、別の人間(営業窓口など)を介することで生じる連絡漏れとも無縁で、実際LINEなどにより工事の進捗状況や方針など随時お知らせいただきましたし、私の思いつきのような希望もその都度連絡できたことも安心でした。
引き渡し後のアフターフォローも細やかで、今現在もお世話になりっぱなしでありがたいです。

...

■ この新築の建築過程について・・・。


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